岸田政権の長期化観測に伴い、岸田氏の独自色が出た経済政策「キシダノミクス」が登場するのではないかという観測記事が出ておりました。
アベノミクスで積み残した賃上げと生産性向上に着手し実現できれば、安倍政権同様衆院解散や自民党総裁選を優位に進められ安定した政権運営が見込めるとのこと。
生産性の引き上げと労働力不足という問題は難しい問題であるため、アベノミクス初期のように金融政策でサクッとみたいな感じには行きませんが、岸田氏のカラーとマッチした政策がハマれば満更ではないのかも知れません。
とはいえ難易度の高さはアベノミクスよりもはるかに高いと思われますので、岸田首相は然るべきタイミングで安倍政権以上に思い切った行動に出なければならない可能性が高いです。
地位が人を作るように、安倍氏も第一次政権ではアベノミクスのアの字もなく短命であったわけですから、権力の維持のためには岸田首相も自らの本来のカラーを超えた何かに着手しなければならないのでしょうか。