ドル一強の弊害

2022/07/07

 

ドル指数が約20年ぶりの高値を付けたそうです。


ドル高基調が続く今年の相場展開ですが、ドル指数は2014年以来の上昇率迫る勢いとのこと。


あのときもアベノミクス相場がそろそろ一段落するかなと思った矢先、もうひと伸びありました。


今回は株価が下落基調ですので、円建てだと相殺されてあまり動いていない印象かもしれませんが、ドル建てで見ている方や外国人投資家にとっては動きが直撃しているのです。


ドル高は良いことばかりではありません。かつて日本が円高で苦しんだように、米国も輸出企業は苦しみます。


アップル製品、為替の影響も相まって値上げし高くなりましたね。ぶっちゃけ最近のアップル製品の停滞ぶりは目に余りますし、それで無駄に高いとかもう要らない子ですね。


それでもブランド信仰等のおかげで信者に買い支えられて安泰なのかもしれませんが、日本人は値上げに厳しいので日本市場での見通しは明るくなさそうです。


マイクロソフトなんかも為替の影響を受ける企業ですので、指数の主要構成銘柄の先行きが心配ですね。


短冊に書くべきことはただ一つ「自分の保有銘柄だけは安泰でありますように」そんなことを書いている奴はアウトを通り越してタイキックです。

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