底値と腹の探り合い

2022/07/06

 

出典元のような底値の観測記事は、過去の傾向や投資銀行の見立てを元に組み立てられますが、本音と建前、願望と現実的な見立てが入り混じっており、結局のところよくわからない着地点になっているケースが多々見られます。


そりゃあ分からないことの見立てを無理やり書いているのですから致し方ない部分もありますが、歯切れの悪さが際立ちますね。


コロナショックのときのような分かりやすい展開を誰もが望んでしまいがちですが、人が望む通りの展開にならないのが市場の世界です。


当ブログもタイミング観測記事だけは非常によく読まれるのですが、そういう記事は滅多に書きませんし、書くときは余程市場が分かりやすく(上でも下でも)振れているときです。


そんなタイミングは狙ってくるものではありませんし、今は狙っている方が多い気がするので残念ながらそういうタイミングは来ない気がします。


そういう期待値が下がったときにそのタイミングはやってくるのです。

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