米国視点ではまだベアマーケット

2022/08/11

 

恐らく当ブログの読者の多くは米国株へ投資をしていても、円建てでの価値を計算している方が多いと思われますので、今年の相場に悲壮感はないと思いますが、ドル建てで捉えている米国本国での投資家から見える景色はいまだにベアマーケットのようです。


今年の米国株は確かに下落しているはずなのですが、日本円までゴミ化し下落しているため相対的には円建て投資家はあまり被害を被っているように感じません。(現実は物価高騰など一部で表面化している部分もあります)


しかしながら米ドルで生活をしている投資家にとっては、今年に関しては現時点まででは間違いなくベア相場だったのです。


だからこそ出典元の記事のような転換観測に関する内容が流れているのですが、テクニカル分析をしている方やトレーダーにとっては重要な局面のようです。


相場も参加者の「お気持ち」が影響する世界ですので、何がバタフライエフェクトのトリガーを引くか分かりませんが、ストラテジストは都合の良い解釈でシグナルとなるものを探しております。


事実を確認することと、それをどう解釈するのかは明確に異なります。


そして機関投資家の解釈は必ずしも個人投資家の方を向いている訳ではありません。


歴史や科学を都合良く利用した金儲けの現場というのが市場の偽らざる事実です。


機関投資家の甘言に取り込まれないように気をつけましょう。

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