今年前半の相場は下落基調ではあったものの、国内公募の追加型株式投資信託の資金動向は一貫して資金流入が続いていたそうです。
信託報酬の低い良質な商品への流入が中心で、質も伴っている内容のようで数年前では考えられないような環境になりました。
それでも依然として霊感商法よりは多少はマシ程度の被害が出そうな商品があるのも金融の世界です。
資金流入上位の商品を提供する運用会社も、資金流出上位の問題のありそうな商品も提供しており、ビジネスとしてはむしろ如何わしい商品の方に旨みがあるというのが現実です。
かと言って保険会社やバンガードのような相互会社をのさばらせておくのも、当て馬としては良い働きをしますが、産業の主体にはなり得ないのでどうかと思います。
最終的にはカネ集めをする組織は精神論に走ります。これは投資銀行も運用会社も政治家もインフルエンサーも統一教会も一緒です。
ジェイミー・ダイモン氏もラリー・フィンク氏もバイデン大統領もマザームーンもみんなちがって、みんなダメです。