当ブログのような指標も為替も株価でさえ大して気にしていないようなテキトーさで市場と相当な距離がある参加者でさえ、気にかけなければならないのがイールドカーブの存在です。
本当にパッシブ運用に徹するのであれば、逆イールドすら気にする必要はないのかもしれませんが、それであれば当ブログを含め金目の情報収集は本当に時間の無駄です。
本来であれば長短金利差だけではなく、国家間の金利差も気にする必要があるはずですが、日本は日銀のオペによって非常に特殊な立ち位置にあるため、実質海外(特に米国)のイールドカーブを眺めておけば良いという、投資家にとってはある種ありがたい環境が続いております。
今年は年初や年度末に逆イールドネタを取り上げておりましたが、本当に教科書通りの展開になっております。
そんな当たり前のことは織り込み済みなのが当ブログの読者層だと思いますが、だからこそしっかりと結果が伴っているのでしょう。
このネタを取り上げる度に米国のイールドカーブのリンクを貼っておりますが、今でこそ簡単に手に入るイールドカーブの図表も、描き方の上手い下手や活用の仕方次第でトレーダーやファンドのパフォーマンスに大きな影響を与える時代があったのです。
そして、その極意を恥部で理解するのが真の投資家です。
考えるな感じろ!