爆買いが世界経済を救うのか

2022/09/02

 

「爆買い」といっても中国経済はあまり調子良くないみたいですので、今回は米国の消費が牽引するのではないかという話です。


消費意欲が旺盛な上にドル高で輸入されてくる製品もお得に購入できますので、インフレが続いていると言えど選択肢はまだまだ残っているようです。


残念ながら日本は消費に関しては世界経済に寄与できる程の力が残っていないかもしれません。


消費意欲が旺盛なはずの若者の数は減り続け、若者の金がないのは万国共通ですが金を掛けずともある程度豊かに暮らせる日本においては、米国や途上国的な消費意欲は喚起できそうにありません。


下手に消費社会の歯車になるよりは良いことこかもしれませんが、地域経済を回すのは結局個々人の消費なのです。


節約して投資してお金持ちになるのも悪くはありませんが、ケチった結果として地域社会が衰退して行くのを眺めるのもまた一つの結果です。


お金の使い方の難しさはいつの時代も変わりません。

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