結果の出ないファンドは去るべき

2022/09/03

 

独立系の運用会社が日本国内の登場して20年以上経過したそうですが、これだけの期間が過ぎると流石に成果というものが出ているようです。


ボッタクリ商品しか存在しなかった日本の投信の中では比較的マシな商品を提供してきたことで、しっかりと生き延びているようです。


しかしながら本格的に投信の業界が変わったのは「つみたてNISA」制度が登場してからでしょう。


金融庁の本気度もあり、eMAXIS Slimシリーズや、楽天やSBIのバンガード提携商品の登場で環境が一気に変わりました。


さわかみをはじめレオスやセゾン、コモンズといった比較的マシな商品を提供して来た会社の商品も、信託報酬やパフォーマンス的には一昔前の感じの印象を拭えません。


もちろんインデックス型の商品をはるかに凌駕するパフォーマンスを叩き出したり、他のメリットで販売を伸ばすところも出てくるかもしれませんが、設定してまだ数年のeMAXIS Slim米国株(S&P500)や全世界株式、楽天VTI、SBI・V・SP500なんかに簡単に純資産総額を越されてしまったところを見ると、役割を終えた感もあります。


ここからの奮起を期待したいところではありますが、投資家にリターンを享受させることが絶対条件であり、そうでなければ消えるべき存在でしょう。


数字が人格の金融業界だからこそ、無駄な金融屋は消えるべきです。

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