どんな世界にも反体制派は必要ですが、ESGみたいな胡散臭いものには特に必要とされていたのではないでしょうか。
ストライブ社が投入するETFは、ESGをパッシブファンドを通して実践しようとするブラックロックのような企業に真っ向から立ち向かう様相です。
こういった類の話は、それ相応の後ろ盾がなければなかなか実行に移せないものですが、どうやら同社のバックにはピーター・ティール氏やビル・アックマン氏等がこの動きを支えているようです。
社会正義を語るものに正義がないように(弁護士法第一条が典型です)、金融屋ごときが正義や善を語り始めるのは確かに危険な兆候です。
どんなに素晴らしい理念で金融機関や投資ファンドを創業したところで、基本的に社会の癌というか悪役であることには変わりありません。
せめても悪人正機の悪人としての自覚がある方が救いがあります。
そういう意味においては、「アンチESG」ETFには非常にらしさを感じます。
そう叩きつつも自身の本業の名刺には、SDGsのロゴがデカデカと刻印されていたりするのですが(笑)