S&P500指数が2020年11月以来の2年ぶりの安値を更新したそうです。
2020年の11月は指数は既にコロナ前の最高値を更新しておりました。
安値と言われておりますがコロナショック前の最高値より高いのです。
円建てですと、当時は為替の影響もありコロナショック前の水準になんとか届くかどうかといった状況でした。
つまり当時は円高とまでは言いませんが、コロナショック前の最高値の頃よりは円が少し強めだったようです。
S&P500指数は当時と今と同じ水準の3,600台なのに対し、円建てSPY【1557】で当時と今を比較してみると、2020年11月の【1557】は37,000円台なのに対して、本日(2022年9月最終週)は52,000円ほど。
これが為替による違いです。
つまり円建てで結構な含み益を得ている方はキャピタルゲインではなくFXで勝っていたということです。
やはり投資には偶然の要素が重要です。