恒例のバークシャーのフォーム13ですが、石油株の買い増しに加えTSMCへの新規投資とオイルプレイに加え半導体サイクルにも参戦をしたようです。
その一方で金融株を減らしたようです。金融株は調整弁としての役割が強くかつてはウェルズ・ファーゴ【WFC】を永久保有(笑)みたいなリップサービスもありましたが、銀行はどこかで不正に手を染めるものですので、タイミングを見て入れ替えておりますね。
良い株を長期でバイアンドホールドが理想とはいえ、プロはそんなこと言っておられず成果のためには容赦なく持ちかえを行います。
どんなに優良な銘柄であっても個別株は参入時機をミスると被弾することがありますので、タイミングが重要です。
結局バークシャーは金利の上昇と株価の下落を見て買いに動いているのです。
ただ、素人が真似ようとしても銘柄の取捨選択や重点の置き方など一番重要な部分は結局自分自身で組み立てなければならないことになります。
プロとレッスンプロは違うのです。
だからこそ「バフェットの遺言」は自らが行わないインデックスファンド活用の推奨になってしまうのです。