FRBに近視眼な米国株投資家

2022/12/10

 

確かに金融市場はケースによっては中央銀行頼みになる部分がありますし、その影響力は投資をしている方ならわかっていることかと思います。


ただ、金融当局だけで全てを動かせるわけではないものもまた事実です。


おそらく多くの投資家がコロナショックの際の措置に助けられ、その成功体験への傾倒が続いていることは想像に難くありません。


ただ、それだけが相場ではありません。


おそらく今国会では、NISA制度の行方ばかりを追っている読者の方が結構いらっしゃる気がしますが、それこそまさに近視眼であり全体が見えていません。


結局、大局が見えているのは極々一部の方であって、ほとんどの人はそこまで到達しない以上、相場へ没頭はほどほどにして何か他のことに注力していた方が良い時間を過ごせる可能性は高いのです。


もし暇と退屈を持て余しているのであれば、金融市場は最高のエンタメを提供してくれるかもしれませんが。

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