今年は、ドル建ての空売り勢はテスラやGAFAを握っていた層が大きな利益を手にすることになりました。
日本ではあまり話題になりませんでしたが、街中で目立つ中古車展示をするカーバナが空売り勢にとって大きなディールとなっておりました。
その一方でロシアのウクライナ侵攻以降、エネルギー資源関係は大きく環境が変わり、エクソンやシェブロン等で空売りオイルプレイで一儲けしようとしていた方は、ポートフォリオが引火してしまったそうです。
株価が軟調な年はショート勢はウハウハだと思われがちですが、出典元の記事にもあるようにロング・ショートのヘッジファンドの運用成績の平均はマイナスに沈んでいるとのことですので、やはり難易度的にはショートポジションを持つと一時的に成績は安定させることができても、長期的には高くつくことも多いようです。
今年のように順張り勢が資産を減らす中で空売りを失敗し資産を減らす分にはチャレンジした感が出ますが、周りが株高で恩恵を受ける中で空売りを失敗すると喪失感が大きくなります。
空売りも時には大当たりがあるため侮れませんが、普通に投資をしている方にはあまりコスパは良くないかもしれません。