GAFA全盛期だった2010年代とは打って変わって、ビッグテックにも人員削減と景気循環の波が訪れました。
まぁコロナショック以降、明らかに相場環境は変わりましたので今までの前提条件は過去のものと捉えた方が良いのかもしれません。
訳の分からない有名とは言い難いテクノロジー企業の株価が跳ね上がり、金利の上昇とともに潮が引いて行く姿は、幾度となく繰り返される波打ち際の光景です。
S&P500指数を牽引しているあの銘柄も実は採用されてまだ年月が経っていないというのはよくある話で、テスラ【TSLA】なんかは本当につい最近です。
今年は良くも悪くも当たり年だったメタ【META】もフェイスブック【FB】として上場したのが2012年、S&P500指数に採用されたのは2013年末で、テラダイン【TER】との入れ替えでした。
もし、このまま没してしまうのであればちょっと賞味期限が短すぎる気もしますが、国家規模の力を有するような企業に対しては米国の反トラスト法の刃は鋭いです。
スターウォーズ風に一言で説明すると「通商連合」は解体される運命だということです。
オールドITとしてしぶとく生き残るには、時には枯れた技術も必要なのかもしれません。