金権政治USA

2022/12/07

 

米国の選挙戦に投じられる費用というのは莫大なものがあり、新しいマーケティングやPR技術の見本市として機能している側面もあります。


多額の選挙資金は民主主義のコストであると考えられる一方で、必ずしも先進民主主義国の選挙戦が札束での殴り合いではないことは、過去の汚職や不正の反省や出費に関するお国柄が出る部分でもあります。


良くも悪くも国家に勢いがあったり覇権に関わるような立ち位置にある場合は、費用が膨れ上がって行くものです。


同じ先進国という括りでも、清い方向に進んだが故に没落して行くということもしばしばです。


「白河の 清きに魚も 住みかねてもとの濁りの 田沼恋しき」ではないですが、綺麗事だけで良い方向に動かせるほど世の中は甘くありません。


老後の資金だの、保有資産の最大化的なマネーゲームに現を抜かしていると、本当に大切なお金の使い方というのを見失いがちです。


とはいえ現実はほとんどの方がこの難題と向き合いながら日々試行錯誤しているのでしょう。


趣味や自己実現(笑)も良いのですが、そろそろアドラー商法からは目覚めても良い頃合いではないでしょうか。

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