今年のバロンズのラウンドテーブルは意見が割れていて面白いようですが、そのネタは3回目の連載が終わる頃に取っておこうと思います。
その代わりにフィーチャーで取り上げられていたFRBネタです。
かつてFEDウォッチャーといえば金融機関や報道機関、調査会社等の担当者が分析を担当する専門的なイメージがありましたが、最近はパブコメなんかも増加し、利上げ局面では一般市民までもがFEDウォッチャーとなっております。
当ブログではFRB関係者に必要なのは演技力であるとしておりますが、劇団FRBの人物相関図が特集されておりました。
普通の演劇評論家は評論単体ではなかなか食べていくことができませんが、FEDウォッチャーは評価や判断が的確だとそれだけでお金になります。
19人の役者たちは決して一枚岩ではなく、極めて属人的なヒューマンドラマが繰り広げられているわけです。
ちゃんと調べ上げて行くと、テレビやネットフリックスで放送されているような下らないドラマなんかよりもはるかに面白い。
フィクションではなくリアルで、そして金目の動きまで関わりますから当然かもしれません。
とは言え分析が専門ではなく投資の方に主軸を置きたいのであれば、劇団の追っかけは程々にして他にもやることはあるはずです。
今年は投票権のない地区連銀だと思いますが、セントルイス連銀のブラード総裁みたいに目立つタイプもいますので、何か騒がしいのが聞こえてきたら、そういう芸風なんだと生温かく見守りましょう。