市場は正しい(笑)におけるクイズが時たま出題されることがありますが、今月のCPIで久々に株式・債券どっちの嘘つきショーが見られます。
慎重な債券市場に対し楽観的な株式市場という構図で、債券の方に分があるのが定番のパターンですが、今回も定石通りになるのでしょうか。
もっとも、株式の方が正しいケースもあり得ますので何れにせよ市場は正しいということになるのですが、市場の正しさというのはその程度のものです。
やはり純粋理論の世界から崩れた者が金目に走ったのが経済学というのはあながち間違いではないのかもしれません。
所詮は形而下の戯論です。