低迷組の逆襲

2023/02/13

 

株価というのは行き過ぎることが多くなかなか適正価格にとどまらないという考え方もあり、昨年売り込まれた銘柄には見直しの買い戻しが入り今年の上昇を牽引しているそうです。


メタやネットフリックスなどは今年かなり上昇しておりますが、それでも昨年の下落分はまだ取り戻せておりません。


昨年から高値で保有していた方はもどかしい思いをしているかもしれませんが、年初から参入した方はもう今年の元は取れたと思えるくらいの恩恵を受けているかと思われます。


もちろん同じ銘柄であっても短期でのリターンは相対的にならざるを得ない以上、保有時期によって精神衛生的にはかなり違う思いをするのは避けられません。


そして、今の上昇が一時的なものなのか本格的な回復なのかはしっかりと見極めなければ、短期でのリターンは確定させることができず幻となってしまうこともあります。


売られ過ぎた銘柄や指数あるいは金融商品にバリュー的な魅力を感じることもあるかと思いますが、その場合は適正価格或いは割高になった時点で手仕舞う必要があるのです。


叩き売られたハイテク株やミーム株であろうとダウの犬戦略であろうとサイクルを見誤らなければ、いかなるセクターやテーマにもそのチャンスはあるのです。


そういったところで勝負するのであれば、なぜ低迷しているかが理解できる自らが得意とするジャンルで挑まなければなりません。

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