低金利時代にウハウハだったＺ世代・ミーム株・デジタル革命といったテーマのETFが相次いで店仕舞いしているそうです。
元々、長期で運用して爆益の彼方へと客を誘き寄せつつ、高い信託報酬をむしり取るか或いは高値掴みさせておいてヘッジファンド側は空売りで一儲けするような展開が容易に想像できますが、そういった商品に飛びつく層が一定数存在する以上、市場には商品が投入され、一定の役割を果たして消えて行くのです。
もちろん華麗に咲き誇り爆益を手にして逃げ切る層もいるのは事実ですが、殆どの参加者は徒花として散って行くのです。
桜は見頃だけでなく散り行く姿もまた風流ですが、運用資産が散り行くのに風情は感じません。
爆損エンタメ的なものの需要は常にありますが、この手の金融商品で溶かすのはお世辞にも面白いとはいえないレベルでつまらないので、もっと面白い結末を目指してもらいたいものです。
