元GAFAMな人材が設立した新興企業が大きく育っていくことは想像に難くありません。
元々の所属先ではチャレンジできなかったことに取り組めるチャンスを手にし、場合によっては羽ばたいていくことでしょう。
もちろんこういった既存のストーリーの延長からドル箱となる投資先が出てくる可能性は否定しません。
ただ、そうではない既存の枠に適応できなかった落伍者やアウトサイダー側の方に、本物の芽が紛れ込んでいる可能性が高いのが世の常です。
資金調達がうまく行った羽振りの良い企業で一儲けすることも重要ですが、本当に投資家に利益をもたらしてくれるのは、最先端の技術やマーケティングを取り入れつつも、在り来たりなプロダクトやコンテンツだったりするものです。
本当に凄いものは、その凄さを感じさせないところに凄さがあるというのは、結局なかなか気がつくことが出来ない盲点なのかもしれません。
