クレディ・スイスのAT1債に関して、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が950億円分を顧客である富裕層に売りつけていたそうです。
約1500の口座のうち大半が個人の富裕層だったそうですので、単純計算すると一人当たりおよそ6000万円ほどゴミを買わされていたことになります。
もっとも6000万程度ならおそらくポートフォリオのごく一部である可能性が高く、全体におけるダメージは分散されていると思われます。
それでも手堅いとされる債券(といっても注意書きをよく読まないといけない類の商品でしたが)で穴を開けるのは想定外だったことでしょう。
当ブログの読者層はこの手の罠に引っかかる方が少ないので他山の石にする必要すらないのかもしれませんが、資産運用はDIYのスタイルの方がこういう事故は少ないです。
証券リテールやFPは害悪でしかありません。