「恐怖指数」と言えば、VIX指数を思い浮かべる方がほとんどかと思いますが、出典元によると現在はVIXは中年の危機を迎えており、新たにVIX期間1日バージョン(コード:VIX1D)が登場するそうです。
新しいVIX指数によって、これまでの指数では拾うことのできなかった兆候を把握できるようになり、トレーダーにとってはありがたいツールとなるかもしれませんが、見方を変えると印象操作のためにヘッジファンドが仕掛けに行ける指数が増えることを意味します。
ゼロDTE(超短期の株式オプション取引)の普及に伴い出てきた指数の改編とのことですが、先物取引所のビジネスチャンスは往々にして取引する側のコストの増大に繋がります。
うまく活用できればパフォーマンスはさらに良いものになるものの、活用できない方にとっては余計な情報かもしれません。
そもそもVIX指数自体も長期投資には無用の産物かもしれませんが、タイミングを見て資金を投じたい方にとっては、30,40と節目を大きく超えたときは市場が魅力的に映るのも紛れも無い事実です。