行き過ぎハイテク株

2023/04/24

ETF

 

業績見通しがあまり良くないにも関わらず、今年に入ってテクノロジー株は好調で、S&P500情報技術(IT)株指数は19%上昇し、普通のS&P500指数の7.7%を大幅にアウトパフォームしております。


例によってハイテクが指数を押し上げており、アップル、マイクロソフト、エヌビディア、メタ、アマゾンの5銘柄でS&P500指数の今年の上げの3分の2を占めているそうです。


もはや毎度お馴染みすぎてこの言い回しも飽きてきてしまいましたね。


ということは当然【QQQ】や【VGT】なんかはもちろん【TECL】なんかも年初来のパフォーマンスは好調なわけですが、昨年のドローダウンが激しかった分、最高値の奪還にはまだ遠いようです。


ここで簡単に跳ね上がってくれるのであれば、過剰リスクを取ったもん勝ちな感じになりますが、そう上手くは行かないのが相場の常です。


時価総額加重平均であれば何でもかんでも上手く行く訳では決してありませんし、最近は超大型株に命運を握られすぎている気もします。


それが嫌ならば、自分の力で組み立てた方が良いですが、自力で組み立てる場合も結局は超大型株に一部頼ることになりがちなのが現代の投資環境です。

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