初会合

2023/04/28

投資

 

植田新総裁就任後初の日銀金融政策決定会合は、投資家にとっては良い流れとなったのではないでしょうか。


日本の投資家と海外勢との新総裁に対する認識のギャップが今回の会合で少し是正されたと見るべきなのか、海外勢が仕掛けて来たと見るべきなのかは、判断が分かれるところかもしれませんが、これから待ち受ける難しい舵取りを前に無難な滑り出しと捉えて良い気がしますが、厳しい方にはその評価は甘いと言われてしまうかもしれません。


10年前の黒田総裁のデビューの時は、日銀砲をぶっ放してからの会合でしたので、別の意味でインパクトがありましたが、個人的には中央銀行総裁は学者出身で良い気がします。


多角的レビューに時間がかかるのは学者的ではありますが、市場関係者というか短気な投資家にとってはちょっと流暢すぎると思われるかもしれません。


時間稼ぎの思惑があるのも事実ですが、学術的な検証には時間がかかるのもまた事実です。


レビューも投資も長期的な視点が重要なようです。

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