フードバンクと景気サイクル

2023/04/30

節約

 

フードバンクというと生活困窮者向けの支援団体といった印象が強いですが、食料支援の需要や寄付側のフードドライブの状況を把握することは、景況感を把握するのに貴重な生の情報が詰まっております。


日本でもリーマンショックの際に年越し派遣村が話題となりましたが、こういった支援活動は単なる慈善活動にとどまらず、社会課題の把握や次の投資のアイデアにつながることも多いです。


ボランティアや慈善活動よりも金銭による寄附で貢献する方が投資家界隈では多いですが、自ら現場に足を運ぶことも重要です。


いきなりこういった活動にチャレンジするのは敷居が高いと感じる方は、まずは地域の子ども食堂に足を運んでみるだけでも多くの事を得られるはずです。


貧困家庭の支援やフードロス対策という表向きのイメージとは異なる姿がそこにはあるはずです。


投資家には時に孤独も必要ですが、豊かさを考える上では地域コミュニティーを考えることもそれと同様に重要です。


当たり前の話ではありますが、豊かさは金銭的な余裕だけでは得られない部分も多くあります。


答えは現場にあるのです。

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