バフェット氏に限らず投資のスタイルというものは、環境の変化や資産規模、置かれた立場によって最適解は異なるものです。
学びを通して柔軟に運用方針を進化させることができる方も確かにいらっしゃいますが、多くの方が過去の成功体験に囚われ落ちぶれて行くのが市場の厳しさでもあります。
過去にグロース株で逃げ切れたから大丈夫、ディフェンシブで固めているから安心、インデックス投資だから最強みたいな発想でうまく行くこともありますが、残念ながらそれはプロの運用とは明確に異なるものです。
玄人の変節と素人の狼狽は似て非なるものであり、リターンの差として明確に現れます。
もちろんプロもミスをしますので、悲惨なケースがない訳ではありませんが、しぶとく生き延びている著名投資家は何らかの光るものがあるのです。(≠ハゲ)
他人の褌や名前で自らを大きく見せるのも一つのやり方なのかもしれませんが、結局は自分で組み立てた方が早いのです。
真似事もいずれは守破離のプロセスを進む必要があるのでしょう。