ESGに関しては以前から指摘されていた通り、その存在価値を巡って党派対立が起きております。
企業経営や投資判断とされておりますが、実際はイデオロギー的な問題と捉えられております。
ステレオタイプな価値観で捉えると、経営者や投資家界隈は保守系の支持層が多いため、反ESG的な論調の方が強くなりがちです。
しかしながら実際にイデオロギーと投資パフォーマンスに相関関係があるかと問われると、それはまた別の話になります。
バークシャーのバフェット氏とマンガー氏の例を引き合いに出すまでもなく、支持政党は異なれど投資家として結果を出すことができるのです。
そもそも論として、イデオロギーや政治的嗜好は、自らの意志では選択することのできない出自や育った環境による要因も大きいため、自分自身でコントロールできると思っている方はある種のドグマに囚われております。
どのような思想信条であれ、組み立て挑み結果を出すことができるところに市場の良さはあるのではないでしょうか。
