北朝鮮衛星発射失敗にプリゴジン搭乗機墜落、そして処理水放出と色々ありましたが、結局市場ではエヌビディアの好決算が全てを持って行きました。
材料とは一番強いものが全てを持って行く、所詮市場などその程度のものです。
エヌビディアの投資判断を最後まで「売り」と判断していたモーニングスターが陥落し、AI相場大政翼賛会が結成されました。
これでいつ敗戦に向かったとしても、あの時はそういう雰囲気で仕方がなかったというアリバイができました。
プロはそうやって逃げ道を用意しておくものです。
たとえ予想を外したり酷い相場環境であったとしても、結果を出す或いは最低限ベンチマークは上回っているというのがアクティブ界隈の不文律です。
大きなドローダウンの際に突き抜けたパフォーマンスを出される方は、意外と普段もパフォーマンスが高かったりするものです。
才能は不公平にできていることも多く、努力や抗ったところでどうにもならないケースもあるでしょう。
ロシア的運命論で言えば、プリゴジンの人生もまた定められていたのかもしれません。