露撤退損失酒

2023/08/25

節約

 

滅茶苦茶な要求も多い中、ロシアに進出していた西側外資系企業は、将来も見据えた上で事業を撤収あるいは売却させております。


ブランドの良質なイメージをロシアに残しつつ、次のチャンスに備えなければならないのがグローバル企業の宿命です。


好き嫌いではなく、そこにビジネスチャンスがある限りたとえ紙切れになろうとも投資機会を伺いチャレンジするのです。


日本でも中国に進出する企業にあれこれ言う方がいらっしゃいますが、責任ある経営者側の立場に立てば巨大な市場を無視するわけにはいかないでしょう。


翻って個人投資家は自分の好き嫌いで投資がでできるのです。


もちろんパフォーマンスに対しては自ら責任を持つ必要がありますが、そこには自由があるのです。


気楽とまでは言いませんが、ペーパーアセットなら、別にビール事業に価値を見出せないのであれば、そこに投資しないあるいは売却も容易です。


相手が悪かったと言えばそれまでですが、北方領土交渉も含め無益な交渉を重ねていた某元首相のように、祖父の代の恨みで暗殺されることもあるのです。


一周回って何が言いたいのかと言えば、投資先はグローバルな飲料メーカーも良いですが、お住まいの地域の上場していない地ビールメーカーや地酒の酒蔵は大切にした方が良いということかもしれません。

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