ハイテク苦境

2023/08/26

投資

 

年単位で区切ると今年は今のところ一部のテクノロジー株の当たり年ですので、コケた後の崩れ方はハンパなさそうな気配です。


それは投資銀行のストラテジストの分析に頼るまでもなく、PERをみれば明らかな訳ではありますが、アマゾン【AMZN】のようにそれだけでは分析ができない銘柄もありますし、それ以上に高くなっているエヌビディア【NVDA】は別の視点で捉える必要があるでしょう。


確かに崩れ始めた場合、止めようがなさそうな銘柄も多々あるためストラテジストの指摘はもっともだと思いますし、市場関係者は普通そういう論陣を張るでしょう。


ただ、仮にハイテクが苦境に陥ってもそれを回避できる組み立て方があるのも事実です。


そういった手法を実践するアクティブ界隈の勇姿を期待したいところですが、予想を外すとなかなか取り返し辛いレベルでのドローダウンが直撃することになりかねません。


そこでパフォーマンス的には逆転を狙う方もいらっしゃるでしょうが、それはそれで結構なリスクを取っておりますので、市場平均に沿わせた方が労力的なコスパは高いのもまた事実です。


苦境の時に仕込むのが良い投資なのは間違いありません。


下落に耐えられるのであればそういった投資は妙味があります。

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