ツーリスト投資家の皮肉にもあるように、日本市場は結局のところ日本の投資家が買い支えなければ市場としては育ちません。
機関投資家が頼りないというのもありますが、個人投資家が長期で保有し買い増しを続ける文化が育って来なかったのも大きいです。
時代はS&P500よりもオルカンなのでしょうが、日本株へのエクスポージャーは果たしてその割合で良いのでしょうか。
これは万人向けの議論ではなく、一部のできる投資家向けの話になりますが要はそういうことです。
インデックスないし分散は次善の策である以上致し方のないことだと思います。
ただ、その一方で多くの方にとっての最適解となっているのもまた事実です。
その先に進もうとする以上はしっかりと結果で示して欲しい、たとえまぐれであってもそれが冷酷な市場での慎ましい算術によるささやかな証明です。
