円建ての金(ゴールド)の国内小売価格が1グラム1万円の大台に乗ったそうです。
「現金はゴミ」のある種証明でもある金価格の上昇は、割と説得力のあるものになっております。
その一方で右肩上がりのストーリーだったのはここ20年程で、1980年に6500円弱まで上昇した後、世紀末だった2000年辺りに1000円を割っておりましたので、必ずしも20年単位での長期投資が報われていた訳ではないようです。
たとえ1980年に最高値で掴んでしまっても40年経てば、価値は戻りました。
その一方で2000年頃の底値で買えた方は、約四半世紀を経て10倍になりました。
変わらない輝きに投資をしても、その輝き度合いは保有時期によって金額的な意味合いは異なります。
もっとも現物を手にしておきたいと言うニーズは、ペーパーアセットのそれとは異なるものかもしれませんが...