日本化ロールモデル論

2023/08/31

投資

 

このタイトルを見てポール・クルーグマン氏の顔が思い浮かぶようであれば、中国の今後はある種の答えあわせとして楽しめるのではないでしょうか。


市場関係者と金融当局とでは、たとえ同じ市場を眺めていても異なるゲーム或いは違うOSで動いておりますので、危機に対する意識が異なります。


中国がどうたち振る舞うのか、その結果如何ではバブル崩壊後の日本の後処理の評価も変わってくるかもしれません。


もっとも市場参加者側の立場からは、バブル期の最高値を未だに更新できていない日経平均一つを取ってみても、そうそう評価は変わることはないでしょう。


久々のインフレが日本人に気付かせてくれたのは、長い間デフレを脱せずにいたら諸外国に比べて本当に貧しくなってしまったということでしょう。


日本には坂道を転げ落ちる自由も再び上昇して行く自由もあります。


選択の自由を享受できることは恵まれております。

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