来年の利下げを見越した債券への投資を推奨する各社の債券担当者のコメントが掲載される一方で、リセッションを見越し早めに飛び付いた方は利回りはともかく額面的には火傷をしている方もいらっしゃるようです。
逆に冷静に現時点では売りのポジションを持たれてしっかりと利益をあげている方もいらっしゃるようですが、この辺りはやはり長期投資というよりもトレーディングの世界です。
相場観で勝負をする以上は結局のところタイミングが重要になって来ます。
コロナショックのような超分かりやすいタイミングは暫くは訪れない気がしますが、こればかりは本当に分かりません。
無理にバットを振る必要はありませんが、自分が好きな球が来ることがないケースも投資には発生します。
投資期間次第ではありますが、期待した通りの相場の展開が訪れないのもまた人生です。
もっとも、予想など当たらなくとも結果が出るケースがあるのもまた、投資の魅力ということなのでしょう。