為替に関して多くの人が自らにとって望ましい方向に進んで欲しいと願いながらも実際はその通りにならない現実があります。
これは一市民だけではなく、一国の大統領や首相などの権力者にとっても同様です。
もちろん自らの意思で為替介入を指示できる立場にあるような方々は、プレーヤーとしては異なる地位におりますが、それでも望んだ通りの方向に動かせるか否かは運の要素も絡んできます。
一周回って平等な世界のようにも見えますが、それによって莫大な利益を手にすることができている方がいる以上、ゼロサムゲームの敗者も多数存在しているということです。
怪力乱神を語らずと言いたいところではありますが、為替こそ（金融）権力のエゴの総体みたいなところがあるのもまた事実です。
権力者たちと為替談義をすると、本当に自分勝手なことばかり曰うと感じた今日この頃です。
