ひと昔前と比べると、国内の投資信託の純資産総額ランキングはだいぶまともなものになってきましたね。
良いファンドが育ってくれれば、それを利用する投資家の恩恵も大きくなります。
今のところeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)が独走とされておりますが、商品のブラッシュアップのためには緊張感のある競争が不可欠です。
ひとり勝ちは好ましくありません。
バンガードの投信やSPYのような先行者利益を得ている商品に対して、ブラックロックあるいはIVV、VOOのような競合がいてこそ、環境は良くなって行くのものです。
岸田NISAの時代こそ運用会社各社にフィデューシャリー・デューティーが求められているのです。