消耗戦が続くネット証券界隈ですが、そこまでしてでも2024年からのNISAの口座の獲得は至上命題となっているのでしょう。
確かにNISA口座を開設した先の証券会社をメインに据えるというのは、投資に馴染みの薄かった方には自然な流れになります。
逆に投資をある程度行っている方は、分散も兼ねて既に複数の証券会社の口座を活用しているでしょうし、口座の移管も何てことはないでしょう。
海外転勤なんかを挟むと結構面倒なことになったりもしますが、それでも国内の証券口座を維持する価値はここ数年で劇的に高まりました。
身を切る改革が受ける昨今、そういった恩恵に与る一方で食い逃げばかりしていると、いずれは自身にそのしわ寄せが来るものです。
ゼロカロリーに発がん性物質の罠があるように、本当の意味でのフリーランチはやはり存在しないと考えておいた方が良いのでしょう。