危うさと脆さ

2023/10/15

投資

 

イスラエルとハマス、控えめな表現で言うとドルと原油、ドル高と原油高、オブラートに包まず言えばユダヤ金融とオイルマネー、要はそういうことです。


この問題に関して日本人が割とフラットな立ち位置に居られるのは、歴史的な経緯や距離的なものもさることながら宗教的なバックグラウンドの影響も大きいでしょう。


もしかすると戦前の国家神道だった頃の日本にはそういった雰囲気があったのかもしれませんが、宗教やナショナリズムが絡むと普段はベスト・アンド・ブライテストな筈の投資銀行やヘッジファンド或いは金融当局の担当者達が冷静さを失った行動に走ることがあります。


そういった局面が積み重なり一線を超えると悲惨な展開になるのですが、分かりやすくトリガーを引くことは稀で偶然の要素が結果を左右する可能性の方が大きいです。


それでも何らかのシグナルを見い出し先手を打つ方も出てくるでしょう。


ただ、今回のハマスの攻撃の事前警告を何らかの形で事前にキャッチ出来ていなかった方は、情報戦において既に負けておりますので、そういった類のトレードはやめておいた方が良いでしょう。

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