効果的利他主義の話が出てくると、FTXのバンクマンフリード氏を思い出される方もいらっしゃるかと思いますが、先端技術を扱うテクノロジー界隈には割とこういった発想の方が多く潜んでおります。
ある程度の資産や社会的な地位があるとフィランソロピーに駆り立てられるというのもあるかと思いますし、元々そこまでお金に執着はなく篤志家路線で日々を過ごしている方もいらっしゃいます。
起業においては資金集めは必須であり、その点においては投資家とは切っても切れない関係性があることはまぎれも無い事実ですが、お金があったところで（消極的な安定等も含め）何を成し遂げたいかがなければ、結局は無駄金なのかもしれません。
投資やヘッジファンドの虚しいところは単なるマネーゲームになってしまうと、その程度の人生になってしまうということです。
丁半博打を楽しめる生き方もそれもまた人生だと思いますが、投じた銭や自らの仕事に思想的な意味を見出してこその人生というのもあるのだと思います。
