5年の明暗

2023/11/29

投信

 

せっかく積み立て投資を続けても成果を享受することができないということが起こります。


相場が悪い時期に当たってしまうケースもありますが、それは逆に時間が解決してくれる一方で、投資対象先の選定ミスは時間が解決してはくれません。


今後10年間市場が閉鎖しても喜んで持ち続けられるか


企業でも株でも投信でも良いのですが、この格言が意味するところは決して安心して保有を続けることができるだけにとどまらず、結果も残してくれるところに価値があるのでしょう。


5年はちょうど折り返し時点ですが、つみたてNISAでもそれなりの成果が出ていると思われるこの期間にさすがにマイナスに沈まれてしまっては困るのです。


もちろん逆転のチャンスはあるかと思いますし、逆張りが功を奏する展開も十分にあり得ます。


ただ、遅れを取り戻したりアンダーパフォームからアウトパフォームに転換するのは、プロであっても相当大変な運用を迫られます。


そこまでの苦労しなくても相応のリターンが得られる時代、詰まる所結果を示さなければ投資対象にならないのが「テーマ型」や「中小型株」運用の難しさです。

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