かつての「債券王」ことビル・グロース氏も未だご健在のようです。
もっともPIMCO時代に比べれば取り扱っている資金規模は少ないでしょうが、小回りが利くようになればしっかりと今もなお成果を出せるあたりが王の貫禄といったところでしょうか。
それよりも気になったのは、SOFR先物の活用という文言です。
LIBORは不正によって消えゆく運命にありましたが、本当に廃止されたんだという時代の流れを実感しますね。
なぜか株式ブログ界隈はLIBORネタを不文律の如く扱いませんが、プロは手の内を明かしたくないのと説明を面倒くさがり、素人はよく分からないか存在自体を認識していない系のジャンルとなってしまっている気がします。
機関投資家ではないので短期金利はそこまで気にする必要はないというのがもっともらしい説明かもしれませんが、金利は重要と言いつつも結局はその動向をしっかり追えているのはごく僅かだということです。
だからアウトパフォームし勝てる投資家というのも少数派になるのだと思います。