金利のある世界というのを知っているのは、バブル期以前に社会人になっていた方々だと思われますが、逆にいうと知識としては知っていても実際に体験している方は少なくなってきております。
スマホはおろかガラケーすらなかった時代と今では大きく環境は異なりますが、それでも過去から学べることはあるはずです。
ただ、経験則がそのまま通じるかと問われると、それもまた未知数です。
低金利ゼロ金利時代は圧倒的に株式が有利でした。
しかし「金利ある世界」では株式以外の手段も輝きを持ちます。
投資家や金融機関あるいはヘッジファンドと、中央銀行や金融当局とのパワーバランスも昔に比べると大きく変わりました。
何に価値や確からしさを見出すかは投資家次第ですが、オールドスクールな運用が価値を持つのは、意外にも未知の世界や新しい環境への適応だったりするかもしれません。