一見すると成長しているように見える産業も蓋をあけると実は補助金漬けだったなんてことは良くある話です。
問題はそれが次世代産業の育成に繋がっていれば良いのですが、実態は格差や分断を更に深刻化させていたりすることです。
日本でも制度や補助金等の活用の結果、格差拡大に加担してしまっている事例もあるでしょう。
穿った見方をすればNISA制度やふるさと納税などもその典型です。
ただ、米国のEV格差をみると、その程度のことは些細な話なのかもしれません。
歪んだ制度で支えられた人気というのは投資対象としては怖さもあります。
それでも関連産業がポートフォリオに入り込んで来る以上は、節度を持って自ら上手く立ち回らないといけないのかもしれません。