モンロー主義

2024/01/18

投資

 

孤立主義にこそ米国らしさが宿っているという論調は、米国内ではいつの時代においても一定の支持を得ております。


世界の警察官的な役割こそが覇権を握る国の矜持というかステータスな部分もある一方、その役割を担うにはそれ相応の労力やコスト等少なくない負担を支払うことになるのです。


そういった費用も含めて投資したリスクに対するリターンが見合っているかどうかをしっかりと確認するのが米国です。


同盟や国際協調に絶対などないということを再認識させてくれるという意味においては、トランプ氏の再来は気づきを与えてくれる良い刺激かもしれません。


もっとも実務で矢面に立たされる方々にとっては堪ったものではないでしょう。


孤立主義の時代は自助の要素を大きく感じますが、そういう時こそ共助や公助の有り難みを感じるものです。


災害や荒天と同様に人選もまた災難がつきものです。

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