先月の国内公募投信の資金流入超過額は1.2兆円を超え、リーマンショック前の2007年8月以来の水準に到達したそうです。
言い方を変えると、これだけ旧つみたてNISAで投信ブームが来ていますとか新NISAで投信に大きな流れがと言われていながら、実態はリーマン以前より流入額は少なかったということです。
資産運用ブームなどコップの中の嵐に過ぎず、現実はこんなものです。
ただ、見方を変えればようやくスタートラインに戻って来たとも考えられます。
制度を生かすも殺すも当事者次第です。
これは別に投資に限らず選挙などもそうでしょう。
経営や市場に文句があるなら自ら投資して成果を上げれば良いですし、政治に不満があるのであれば自ら立候補するでも献金で影響力を持つでもやり方はいくらでもあります。
1.2兆円程度の金額では世の中を動かすことはできないかもしれませんが、これが毎月毎月積み重なればそれ相応の力を持って来ます。
とはいえ一般人感覚からすれば1.2兆円は十分に大金です。