投資や資産運用をどういう風に組み立てているかで答えは変わってきますが、好調な相場の中で膨らんだリスク資産のリバランスを考えるを考える方もいらっしゃれば、ここぞとばかりに勝負に出るような賭けに出る方もいらっしゃるでしょう。
トレーダー的な発想で相場と向き合う場合は利確や損切りの水準を決めている方もいらっしゃるでしょうし、その辺りを逆にアルゴリズムやセンスで乗り切るような勝負師もいるかと思います。
この辺りは教科書的な資産運用では如何ともしがたい部分ですので、そういった取引をする方は各人でどうにかしなければならない話です。
今はバイアンドホールドの長期保有でも報われている局面ですので、金融庁が旗振っているようなスタイルで全く問題ありませんが、そういったポジションだと不安を覚える局面というのが何れ訪れます。
その前に売ってしまえるのであればそれに越したことはありませんが、果たしてどれだけの方が実行できるかと問われると、ほんの一握りの方ができるかどうかというのが現実です。
それよりも売らずに済むポジションの構築の方がはるかに簡単ですし、心理的な負担等も考慮すると楽です。
ヘッジファンドや著名投資家、インフルエンサーの真似事も悪くはないですが、それで本当に（パフォーマンス面も含めて）生き延びている方は僅かであり常に生存者バイアスがかかっていることも忘れてはいけません。
