グローバル企業の典型的な動きと言ってしまえばそれまでですが、名だたる企業の多くはカントリーリスクを避けるべく様々なところで分散をしております。
果たして分散とは何なのか、一見すると単純な話のように思えても、実は非常に哲学的であったり概念的であったりするものです。
残念ながら統計的に正しい分散が必ずしも結果に繋がるとは限らないのが、分散の面白いところでもあります。
理論上正しいことと、現実で起こることに差が発生するのは、摩擦係数的な話以前に人間の認知に限界があるということです。
それをも織り込んだ上で投資をしないといけません。
