約10日ほど前の4月21日からは投信のコスト表示の細則が変わり、総経費率が目論見書にも記載されることになりました。
今までは信託報酬だけ見せておけば大方の素人は騙せましたが、総経費率だといわゆる隠れコストも晒されるため、小細工が効かなくなります。
このことは投資家にとっては良いことだと思うと同時に、投資家もまたその透明性に対してしっかりと行動で報いなければ、市場の堕落に付き合うことになります。
この界隈では当たり前のことかもしれませんが、その当たり前をしっかりとこなすことの重要性は、何も新入社員研修だけではなく弛んだ投資家にこそ必要なことかもしれません。