バイデン政権の対中関税に関して、テスラのマスク氏が反対を表明しました。
投資家や企業家は市場の恩恵を受ける側である以上、市場の歪みを嫌います。
その一方でテスラのビジネスモデルは脱炭素税やカーボンニュートラルの補助金等いわば環境税による利権構造的な側面があるのは紛れもない事実です。
良い歪みと悪い歪みはあるのか、そもそも歪みとは一観察者の属人的な視点の違いに過ぎないのか、それとも投資家自身がノイズである以上、投資という行為自体が歪みであり歪みの正体は市場関係者そのものではないのか、疑問は尽きません。
こういった疑問に真正面から向き合ったところで答えのある話ではないのかもしれませんが、そういった哲学的な側面よりも多くの方は要は儲かれば良いのが投資の世界なのかもしれません。
所詮市場は企業と資本家の結託と騙し合いの場でしかないのかもしれませんが、それを利用しなければ生きづらい世の中になったのもまた時代の流れです。
