中央銀行の決算を家計や企業の決算と同じように扱うのはどうかと思いますが、そういう方が響くのだと思います。
保有国債の含み損が9.4兆円と、通常であればこちらだけでも十分日銀叩きができるネタではありますが、ETFの含み益が37兆円を超えむしろこっちの方がネタになってしまっております。
副産物の方が大きな成果?を出しているという良く分からない状態ではありますが、この含み益は本来中央銀行ではなく市中の一般投資家ないし市民に広く行き渡るべき投資益だったのではないでしょうか。
残念ながら国民の多くがしっかりと投資をしていなかったので、その代わりに中央銀行が市場プレーヤーとして参加するという社会実験によって生まれたものです。
やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず
結局はそういうことなのでしょう。